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フライハイト交響楽団 第55回定期演奏会

ドビュッシーの「海」管弦楽のための3つの交響的描画は退屈だった。音はすれどもメロディが聞こえてこない。メロディがないと音楽は聞きづらいものだ。

マーラーの交響曲第1番「巨人」は60分におよぶ演奏だった。ホーレンシュタインは本曲を60分くらいで演奏し、賞賛を集めたが、それに匹敵するくらい堂々たる演奏であった。

本演奏ではきらびやかな管楽器と、時にはそよ風のように、時には嵐のように咆哮する弦楽器のアンサンブルが絶妙であった。また、第三楽章冒頭で、本楽章のテーマを弾くコントラバスのソロ演奏が、肋骨の裏側をくすぐるように密やかに響き、なんともいえぬ快感を覚えた。


フライハイト交響楽団 第55回定期演奏会 アンコール

アンコールはマーラーの交響的楽章「花の章」であった。アンコールでマーラーの小曲を聞いたのは初めてだった。スラブ風の節回しで、マーラーが鼻歌でも歌っているような曲であった。


 
(曲目)
   ・「海」管弦楽のための3つの交響的描画----- C.ドビュッシー
   ・休憩 
   ・交響曲第1番「巨人」----- G.マーラー
   ・アンコール 交響的楽章「花の章」----- G.マーラー
(演奏)
   ・演奏----- フライハイト交響楽団
   ・指揮----- 山上紘生

                
(時・場所)
 ・2025年9月23日(火)
 ・13:30〜15:40
 ・すみだトリフォニーホール


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