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オーケストラ・ラム・スール 第11回演奏会

本日の指揮者・平林遼作曲による「神秘の存在証明」に引き続き、マーラーの「交響曲第2番」が始まった。休憩なしで2時間は演奏者にとっても、合唱団にとっても大変だったろうと思う。特に合唱の団員は初めから舞台後方に着席していて、初めと終わりの合唱の部分を除いて、姿勢を崩さないで座りっぱなしであったので。

マーラーの「交響曲第2番」は単独で演奏しても1時間半かかる。今日はオリジナルの楽譜に忠実に演奏したということで、それよりも時間がかかった。CDや他の演奏会などで聴く曲よりもテンポがゆっくりであった。

それだけに第二楽章のアンダンテ・モデラートの優雅なメロディはより優雅に、第五楽章のスケルツォはより迫力豊かに聴こえた。

最後に指揮者が言っていた言葉では、このオーケストラは4年前に結成され、その目標として本日の曲・マーラーの「復活」を演奏することにあったという。確かにこの曲はオーケストラにとって、やりがいのある曲だと思う。100人を超す合唱団、トランペットとホルンを舞台の外にも配置し、最後の楽章ではパイプオルガンも加わる。舞台の上には200人を超える楽団員が配置される。

合唱の歌詞、「私は生きるために死のう。よみがえる、そうだ、おまえはよみがえるだろう」というテーマはニーチェの永劫回帰の思想に通じる。マーラーはニーチェの愛読者であった。「交響曲第3番」ではさらに発展させ、ニーチェの「ツァラトゥストラ」の詩に曲をつけている。


 
(曲目)
   ・神秘の存在証明----- 平林 遼
   ・交響曲第2番「復活」----- G.マーラー
(演奏)
   ・演奏----- オーケストラ・ラム・スール
   ・ソプラノ----- 隠岐彩夏
   ・メゾソプラノ----- 藤田彩歌
   ・合唱----- コール・ラム・スール
   ・指揮----- 平林 遼

                
(時・場所)
 ・2025年11月3日(月)
 ・13:30〜15:30
 ・すみだトリフォニーホール・大ホール


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