「黄金餅」は古今亭志ん生の18番である。志ん生であまりにも有名なために、少し改変するだけで違和感を感じる。黄金餅屋の金兵衛さんは善人でなければ成り立たない噺だと思うのだが。
こじき坊主西念を二度殺してまで金を手に入れた金兵衛は幸せになれないことを暗示して噺は終わる。笑二らしい改変の仕方である。
「死神」も落語の世界ではポピュラーな噺である。死神退治で金を儲けた男が調子に乗って転落してゆく噺である。
転落の仕方をいかに洒落たものにしていくかが、この噺を演じる時のキモになる。落語家さんのセンスが求められる噺である。
笑二のサゲはすっきりしたものではなかった。
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